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社会人でイラストを始めた人必見!「プロ」と「アマチュア」イラストレーターの違いとは?
プロのイラストレーターが1日に描ける枚数
プロのイラストレーターは仕事として毎日イラストを描いていますが、「1日にどれくらいの枚数を描いているのか」気になったことはありませんか?紙の大きさやタッチの細かさ、色の使い方などによっても違うため、あくまで目安としてですが、描くのが早い方の場合「1点2~3時間」程度、遅い方でも「1点1~2日」程度といったところが平均のようです。
つまり、早い場合だと1日4~8点ほど描けるかもしれませんが、遅い場合だと1日では1点も描き終えられない計算になります。ではなぜこのような差が生じているのかみてみましょう。
イラスト作成速度が変わるポイント1 アナログ or デジタル
まず、イラストを描く方法が「アナログ」と「デジタル」で、イラストを作成する時間に変化が生まれる傾向があるようです。アナログイラストとは、紙に鉛筆やインクなどで描くイラストのことです。インクなどで手を汚したり、紙の保管場所に困るなどの欠点はありますが、紙やペンさえあればどこでも描くことができます。デジタルイラストとは、パソコンなどの電子機器で描くイラストのことです。イラストを描くためのデジタルツールの使い方に慣れてしまえば、アナログに慣れた場合よりも比較的早く描ける傾向にあるようです。これからイラストをおぼえるのであれば、デジタルで練習を重ねた方がよいかもしれませんね。
イラスト作成速度が変わるポイント2 イラストの規格ごとの対応
どのようなクオリティのイラストを描くかによっても、描くスピードは変わってきます。雑誌の表紙を飾るようなイラストでも、ページの隅に小さく載る挿絵でもイラストはすべて1点、2点と数えていきますが、当然必要とされているサイズやその他の条件によって描ける(納品する)までの時間も変わってしまいます。ギャラが高く、質の高いクオリティが求められているイラストであれば、描くまでに時間がかかりますし、かけることもできます。
一方、小さな扱いのイラストでは、クオリティよりもスピードが求められます。イラストレーターの強いこだわりで時間を費やすよりも、イラストを依頼したクライアントの意向を踏まえつつ、締め切りまでに描き終えて提出することが必要になってくるでしょう。
自分の時間を上手に使うことがプロの絶対条件
「質より量」のイラストはとにかく迅速に、「量より質」のイラストは手間ひまかけて、と自分の時間を上手に使い分けられるかどうかが、イラストを描ける枚数やスピードを決めるポイントになりそうです。たとえ「量より質」重視のイラストであっても、たった1点に何日もかけていては、ほかのイラストを描く仕事ができなくなってしまいます。プロとしてやっていくためにはクオリティは保ちつつも、より迅速に描く技能も必要ということになります。自分がイラストを描くのに必要な時間を、より意識してみてはいかがでしょうか?
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